魔が差したら読むブログ

ymsannです。くだらないこととか書きます。よろしくお願いします

時の流れが早くなったと感じるのはヤバいサイン

皆さんこんにちは!まーしーです!

早いもので気がついたらもう5月も中旬に入ってしまいましたね!

ついこの間まで春休みで、思考を停止してよだれを垂らしながらキャッキャキャッキャと馬鹿みたいに遊んでいたのに
いつの間にか学校が始まって、慣れない生活にヒーヒー言ってたらもうGWも終わってますもんね。めちゃくちゃビックリします。


最近も油断していたら完全に衣替えの時期に乗り遅れてしまいました。
僕の中での季節はまだまだ冬なので、学校の仕度をするときに思わずダウンジャケットやらに手が伸びてしまうのですが、家の外に出てからやっと
「うわ、これちげぇわ……完全に馬鹿にされるやつだ」と気付きます。完全に時の流れに置いていかれていますね。


「光陰矢の如し」とは言いますけど矢なんてもんじゃないですよね。なんだろう……絶対もっと早いですよね。矢ってそんなに驚くほどは早くないですもんね。絶対もっと早い。
とは言いつつも、別に他の良い例えが思い付く訳でもないのでもう矢の如しでいいですけどね。

矢より速いものでパッと思い付くのが「光」くらいしか無いんですが、「光陰光の如し」ってなるとアホみたいな重複のせいで偏差値が30くらい下がってしまいそうです。




くだらない話はさておき、時の流れって本当に早いですよね。
20歳を越えてから時間が進むスピードが本当に早くなった気がします。



「ハハッ!楽しい時はあっという間だね!」
なんてどっかのテーマパークのマスコットが言っているように、確かに楽しいときはあっという間なんですが、今ではしんどい時、キツい時でも何だかんだ一瞬で過ぎていってしまう気がします。


高校の時とかは
「あー!やっと今週が終わったー!長かったー!でも今週も楽しかったー!」
って感じでしたが、

大学生の今では
「あーしんどい!実験しんどい!早起きしんどい!通学しんどい!レポートしんどい!また徹夜だ!死にたい!しかも明日バイトだ!ヤバイ!しんど…………ってあれ?もう週末??」
って感じです。


これってなんだか凄く怖い気がしませんか。
こんだけ一瞬で時間に過ぎていかれると、いよいよオッサンって感じがしてめちゃくちゃ困ります。




さて、皆さんは知っているでしょうか?
かの有名なアインシュタイン相対性理論の意味を聞かれて、こう答えたことがあるそうです。

熱いストーブの上に手を置くと、1分が1時間に感じられる。でも、きれいな女の子と座っていると、1時間が1分に感じられる。それが、相対性です。


つまり、あのアインシュタインでさえも
『楽しい時間はあっという間に、しんどい時間は長く感じる』と言っているわけですね。




だったら今の僕は
相対性理論とは少し違うことが起きちゃってませんか。かなりしんどいはずの時間でも一瞬で過ぎていってしまいます。





(この話を知って思い出したのですが、僕は冬のある日に試験監督のアルバイトをしていた際、あまりに暇だったので近くにあったストーブの金属部分に指をつけて、何秒熱さに耐えられるかという一人チキンレースをしていたところ、その遊びに慣れてきて記録の大幅更新にチャレンジしようとめちゃくちゃ我慢していたら洒落にならないほどの大火傷を負ったという過去があります。


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このタイプのストーブは本当に熱いので注意してください。
この大火傷のせいで僕は一ヶ月ギターが弾けなくなりました。
その頃はサークルに属していたので一ヶ月ギターが弾けないのは死ぬほど痛手でした。
あのときの数十秒とギターを弾けない一ヶ月は確かに死ぬほど長かったです。)





脱線してしまいました。話を戻しましょう。「楽しい時間はあっという間、辛い時間は長い」というのとは少し異なり、僕は辛い時間もあっという間に感じてしまう という話でしたね。


ここでもうひとつある法則を引用させてもらおうと思います。これも有名なのですが、『ジャネーの法則』というものです。



ジャネーの法則は、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した法則である。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。(Wikipediaより引用)

(このジャネーって人、適当なこと言ってるだけジャネ?)と思う人も居るかもしれませんが(その人は多分オヤジです)、一応脳科学やらなんやらで証明されている、ある程度は信憑性のある法則らしいです。


これを見ると、「あっやっぱり俺と同じ位の年齢の人はみんな時間が早く過ぎてんじゃん!俺だけじゃないのか!良かった……」と、安心してしまいそうになります。


でも実はこのジャネーの法則、単に年齢が上がっていくと体感時間が早くなる ということではなく、『それまで経験したことが繰返し続くことによって、脳がマンネリ化して早く感じている』だけらしいです。


考えてみればとても単純な話ですよね。
同じことの繰返しをしていれば脳みそも適当に働くでしょうし、
経験したこともないような新鮮な出来事があればそれに溶け込むために当然脳みそもフル回転して記憶に強く残るでしょう。




つまり僕を含め「あー最近あっという間だなぁ」と思っている人達は
完全に人生がマンネリ化してしまっているということになります。


これはオッサンになるよりも怖いことですね。


僕が何よりも嫌いな『平凡な日常』というのに両足を突っ込んでしまっている気がします。





確かに、考えてみればここ最近の生活は同じことの繰返しだった気がします。 

「生活に振り幅が無くなった」 という表現がしっくり来る気がします。
少し前までの自分の生活と比べてみるとそれが浮き彫りになってきます。

 


昔の僕は、レポートとバイトに板挟みにされて、いつもギリギリの極限状態でレポートを完成させていました。
ほぼ毎週提出が課されているにも関わらず、何故か確固たる意思を持ってギリギリまで遊び呆け、期限が近付くと2徹で命を燃やしながら仕上げていました。

バイトに行くときは、時間に間に合わせるために実験を急いで終わらせて学校からダッシュ!  なんてことがしょっちゅうでした。それくらいしないとスケジュールが消化できないくらいカツカツに組んでいたからです。


そんなせわしない生活を送りながら、週末になれば東京に飛んで、ライブやイベントに参加していました。そこで意気投合した人達と打ち上げで帰りのバスのギリギリまで飲んだくれた後、東京駅のバス停までダッシュで向かったりもしていました。そしてそのまま直接学校へ行ったのも一度や二度ではありません。これを月2回とかでやっていたのですから驚きます。

次の日の1限に大学で絶対に休めないテストがあるのに、中野の飲み屋で飲んだくれてベロベロになってしまったこともありました。そのあと、慣れない東京駅内を全力疾走してバス停まで行ったことがあるのですが、テストに間に合わずに落単、ゆくゆくは留年もあるのでは?という不安と、単純な酔いとで吐きそうになりながら必死で走っていました。

なんとかそのときは間に合ったのですが、あのスリルを超える体験は、もうこれから先もないかもしれません。



当然そんなことを毎週のようにやっていればお金もどんどん減っていき、貯金口座はいつもからっぽ。酷いときは友人に7万円の借金をしていたこともありました。今思うと完全にどうかしていました。貸してくれていた友達もどうかしていますよね。あのときは本当にありがとう。


でも、こんなギリギリでめちゃくちゃな生活が自分自身に刺激を与えてくれていたのも事実です。
あの頃は毎日、長い長い一日を過ごしていました。








そんな昔と全然違うのが今の僕の生活です。

バイトをかなり減らし、余裕のある時間だけを使うようにスケジュールを立てるようになりました。

レポートも少しだけですが余裕を持って書けるようになりました。(とは言え、いつも提出は期限の数分前ですが)

そして、イベントやライブを我慢する、いわゆる「干し」という手段を覚えてしまいました。それによって面白いほどお金がどんどん貯まっていくのに喜びを感じてしまうようになり、毎週のように行っていた東京には、今ではめっきり行かなくなってしまいました。
半年前の7万の借金も完済し、今では数十万の貯金もあります。




大人として成長していく一人の人間として、これは正しい道なのかもしれません。





でもやっぱりなにか物足りない……!
折角無理が出来る時期なんだから、めちゃくちゃに生きてやろうじゃないか……

安パイなんてつまらない……!




そんな風に心に決めました!
もっともっとはちゃめちゃに生きてみようじゃないかと。
ギリギリで生きてみようじゃないかと。





そのために一度、服や靴、小物などを一気に新しくして、気持ちを入れ換えるのもいいかもしれません。

思いきって髪を染めてみるのもいいかもしれません。

レポートもコツコツやってたらダメですね。やっぱり直前まで溜め込んでこそドラマが生まれます。

お金も貯めてちゃ駄目ですよね。金は使って初めて意味があるんですから。使った先で面白い出来事に出会えるかもしれません。

あとは、東京に限らずとも、空いている日はとにかく新しい場所で新しいことにチャレンジしてみようとも思っています。
何をするかは考えていませんがとにかく新しいことを!楽しそうだと思ったことを!

そして最後に、3月から弟の受験のために中断していたラジオも再開しようと思います。
ツイキャスで不定期にやっていたやつです。
前回の放送が第25回でしたから、100回を目指してやっていこうと思います!
忙しいって理由でやりたいことをやらないのはもったいないですもんね!






今日書きたかったことは以上です!
途中、アインシュタインだのジャネーだのと高弁垂れていましたが、結局言いたいのは『ギリギリで生きて楽しもう』ということと、またラジオやるから聞いてね!ということです!



皆さんも一度自分の中の時間の流れを見つめ直してみると、新しいことに気付けるかもしれませんね!是非試してみてください!


そして、ストーブに手をつけて一人チキンレースをするのは本当に危険なので絶対に止めてくださいね。


以上です!
それでは!✋





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アリスター・オーフレイム(ベルト狙っとる)